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楽天銀行で旧姓にて口座開設できるか

著者
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いまだに夫婦別姓が実現しない日本、旧姓を利用できると政府はいいますが、
しかるべき手続きをして身分証明書に旧姓併記をしても、いざ旧姓を使おうとすると、
「使えない」あるいは「結婚後の姓を使用する際より余分な作業が必要になる」ことが多いです。

旧姓併記歴3年(2025年現在)の著者が、旧姓を使用しようとした記録をシリーズ化してブログに書いていますが、
今日は楽天銀行で口座を開設しようとした話を記しておきます。

楽天銀行では旧姓で口座を一般的な手順で申請すると『申込情報の不備』になる

楽天銀行で口座を新たに開設しようとすると、
サイト上で申込をした後に、楽天銀行のアプリケーションをスマートフォンにインストール、
このアプリを使って口座開設の書類(本人確認書類)を提出することになります。

一般的な場合は、これで本人確認書類の審査が終われば開設できるそうです。

しかしながら、旧姓で口座開設を申請した場合、
旧姓併記を済ませた本人確認書類を提出しているにもかかわらず、

楽天銀行さん
楽天銀行さん

お送りいただきました本人確認書類とお申込内容を確認いたしましたところ、
以下の通り、書類または申込情報の不備により、お手続きが進められません。。(原文ママ)

■書類1の確認結果
氏名相違

と、連絡が来ました。なぜ、最後が「。。」となっているのかはわかりません。

このメールでの連絡には、ただ「申込情報の不備」としか書いていないし、申請内容修正の手順が示されていたので、
どこかで打ち間違えたのかと、案内通りに修正を試みましたが、
提出済みの申込情報を確認しても特に間違えているところはありませんでした。

著者
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これはいつものアレだぞ

と思ったので、申込情報修正後の連絡を待たずにチャットで問い合わせを入れました。
身分証明書を提出するタイプの個人情報登録で旧姓を使用すると、
体感で8割くらいの確率で一筋縄ではいきません。

ちなみに、旧姓使用あるあるですが、問い合わせをすると最初は話が通じません。
身分証明書への旧姓併記や、旧姓利用の認知度が低いためではないかと思います。
一通り説明してやっと、「弊社での旧姓でのご利用は・・・」と知りたかった内容にたどりつきます。

一苦労して返ってきた楽天銀行のチャットサポートさんからの返答をまとめると以下の通りです。

楽天銀行は旧姓で口座開設するには電話で登録をしないといけない

楽天銀行さん
楽天銀行さん

弊社では、旧姓で口座を開設することは可能です。
旧姓での口座開設は電話で承っております。
電話してください。
電話受付は9:00~17:00です。

問い合わせたときの時刻は17:31。
作業は明日に繰り越しですね。
ちなみに翌日も17時までに電話をかける時間は都合できませんでした。
電話はそういった不便さがあるので、ネット申込のほうが著者は好ましいです。

楽天銀行で結婚後の姓で口座を開設する場合は電話は必要ない

念のためにチャットサポートの方に尋ねたのですが、
既婚女性が、結婚後の姓で口座を開設する場合は、
同じ本人確認書類でも「氏名相違で不備」にはならないし、申請に電話をする必要もないそうです。

著者が楽天銀行の口座開設を申し込んだのが2025年3月8日、
「氏名相違で不備」と連絡がきたのが2025年3月10日です。
電話での申請は翌日以降となりました。
もし、メール連絡の内容を鵜呑みにして、案内通り修正をしてその返答を待っていたら、
再度「申込情報の不備」の連絡がくるまでにさらに2日かかったことでしょう。

既婚女性が結婚後の姓で申込みをした場合はどれくらいで開設できるのでしょうね。
旧姓で申請すると他の方よりも面倒ですね、といった内容を楽天銀行のカスタマーサポートさんにお伝えしたところ、
半ばぶっきらぼうなタイミングでチャットを終了されました。

社会全体的にに旧姓使用はめんどうくさいがいっぱい

旧姓での登録が何の問題もなくサッと終わるサービスもあります。
ちなみに、現在利用している楽天カードは旧姓ですが、申請に手間取った記憶はありません。
(記憶をなくしているだけかもしれませんが)
しかしながら、旧姓で個人登録をしようとすると、差し戻されることが多いです。
申請からの差し戻しのタイムロスが辛いし、問い合わせするのも労力がかかかります。
そのうえで、登録のためには「電話で・・・」とか「店舗に来ていただいて・・・」「予約を・・・」などと
通常より困難な手順を案内されることが多いので、急いでいる場合は大変困ります。

旧姓を使用したい場合は通常より面倒だと前もって書いておけばよいではないか

個人登録が必要なサービスの会社はですね、
登録フォームに「旧姓を使用したいならこういう手順が必要です」と書いておいたらいいと思いますね。

書いてあれば最初からそのようにするわけで、

申請→差し戻し→修正→差し戻し→問い合わせる→一般的ではない手順で手続き

という不毛な手順を省けますし、問い合わせの際にお互い嫌な気持ちにならなくて済むでしょう。