リップクリームは必需品という方は多いですが、意外と、いいリップクリームがわからないという方は多いです。
「何となくこのリップクリームを使い続けているけど実は不満がある」
「安くて良いリップクリームはない?」
といった方におすすめです。
- 著者が使い続けて問題がおきたことがない
- 安い
- 購入しやすい
はじめにおすすめリップクリームを選んだ基準を書いておきます。
リップクリームを塗る目的は荒れを防ぐことなのですが、リップクリームを塗ることで「逆に荒れる」というトラブルもあります。
まさに本末転倒。やってられません。
荒れかたは様々ですが、主な症状を記しておくので参考にしてください。リップクリームを使用していて、ここに書いた症状の1個でも起きるならそのリップクリームの使用はやめたほうがいいかもしれません。
- 皮がめくれる
- ぶつぶつができる
- すぐに乾燥する(1時間後くらいに塗り直したくなる)
ということで、小学生から30年間リップクリームを毎日常用し続けた著者が、長期間使い続けても上記のような問題が起きなかった商品で、お安く、そして購入しやすい3つリップクリームを紹介します。
なぜ、安くて購入しやすいことにこだわるか、についてはこのブログの方針「安いは正義」を読んで下さい。
もちろん「かぶれ」や「肌に合うかどうか」については人によって異なるので、ご自身で使ってみて、問題があるようなら使用をやめてください。
SAVEX ORIGINAL サベックス スティック オリジナル
値段:★★★★★
潤い効果:★★★★★
味:★★
購入しやすさ:★★★★★
アメリカ生まれののリップクリームで、バニラ&メントールの香りの名作リップクリームです。
いつから販売されているのか知りませんが、著者が高校生(1990年代)のときには日本で販売されており、当時から今でも人気のリップクリームです。
潤い効果は申し分なく、問題なく正常な唇に保ってくれます。
また、塗り心地は柔らかで、 見た目にも、塗った感覚にも、「塗っている感」がなく嫌味がないです。
最近では、普通のドラッグストアで販売しているので購入しやすくなりました。値段はお店によって異なりますが、だいたい¥285くらいで売っていることが多いと思います。
潤い効果・値段・購入しやすさは完璧です。
唯一の懸念材料が香り(味)です。
バニラ&メントールとありますが、メントールのスーッとした感じはそれほど感じられません。
ただ、バニラの香りというか味が日本人には馴染みがなく、人によっては「味が気持ち悪くて使えない」という方がいるかも知れません。
個人的には、最初はびっくりしてもすぐ慣れる、と思っています。また、使っているうちに香りが飛んじゃって気にならなくなります。
オリジナルの他、「ペパーミント」や「チェリー」などいろんな香りがありますが、著者はどれも馴染みのない味でギョッとした記憶があります(笑)。でも、オリジナル同様、慣れるしすぐに飛んじゃってなくなる、という印象です。
Burt’s Bees BEESWAX LIP BALM バーツビーズ ビーズワックス リップバーム
値段:★★★★
潤い効果:★★★★★
味:★★★★
購入しやすさ:★★★★
ビーズと表記されているように、ミツロウが主成分のリップクリームで、こちらもアメリカ生まれのロングセラー商品です。サベックスに比べてナチュラル志向な商品で、ミツロウの他にココナッツオイルやサンフラワーオイルなどの植物成分が配合されていることをウリにしています。
つけ心地はサベックスよりも薄付きで軽め。 それでも、潤い効果は申し分がありません。見た目も「塗った感」はなく、男性でも使い安いリップクリームです。
値段はおよそ¥500くらいで、サベックスに比べるとちょっと高めですが、化粧品ブランドのリップクリームに比べると充分に安く、日常使いできるレベルです。
問題は購入しやすさとメントールの刺激です。
東急ハンズはロフトなどには置いてありますが、一般的なドラッグストアで売られているところは見たことがありません。
一番手軽に購入できるのはamazonですが、ネット通販に馴染みがない人には購入しづらいかも知れません。
ちなみにamazonで購入するならまとめ買いすることをおすすめします。
香りはメントール強めで、スーッと感があります。メンタームなどに慣れている方にとってはそれほどびっくりする味ではないと思います。メンタームで育った著者は、おすすめしたクライアントに「スーッとする感じが苦手です」と言われるまで、 メントールの存在に気づかなかったぐらいです。というわけで、 メントールのスーッと感が苦手という方にはおすすめできません。
Vaseline lip balm original ヴァセリン リップ オリジナル
値段:★★★★★
潤い効果:★★★★
味:★★★★
購入しやすさ:★★★★★
こちらもやっぱりアメリカ生まれ。歴史はなんと1870年にはじまるとか。ロングセラーで言えば一番かもしれません。
特徴は
- 添加物が少なく、シンプルな成分
- ペースト状
- 唇以外にも、手・ボディ・ヘアなどオールマイティーに使用できる
という点です。
添加物が少ないので、見方によれば、ナチュラル志向のバーツビーツよりも安心して使えるとも言えます。
ペースト状なので、ハンドクリームやボディクリーム代わりにも使えますし、あまり聞いた事はありませんが、著者はヘアのスタイリングにも使うときがあります。
「無人島に持っていくなら・・・」というリストに間違いなく入る一品で、化粧ポーチに1個入れておけば安心という商品です。
使い心地は3つの中では一番こってり。見た目も一番ギラつきがあります。もちろんグロスほどのギラつきはないのですが、男性は気になるかもしれません。感覚として塗っている感があります。
唇の皮膚の保護は充分なのですが、荒れた皮膚の補修効果はサベックス・バーツビーツより低めに感じます。あくまで「皮膚を乾燥や刺激から守る」という名目で使うなら、最高の商品です。
一般的なドラッグストアでも間違いなく売られている商品で、値段も一番小さいチューブ型で¥280くらいで売られていることが多いです。したがって、値段と購入しやすさは抜群です。
チューブ型の他にもジャー型もあり、ハンドクリームやボディクリームとしても使用する場合に最適です。
originalであってもちょっとした風味があり、やはり、日本人には馴染みがない風味だと思うので、それが人によってイヤかもしれません。ただ、サベックスに比べれば風味はずいぶん控えめです。
因みに「リップクリームの風味が嫌だ」という方は、白色ワセリンをリップクリームに使うといいでしょう。
まとめ
というわけで、肌の研究家 操が自信を持っておすすめできるリップクリームは
- SAVEX ORIGINAL サベックス スティック オリジナル
- Burt’s Bees BEESWAX LIP BALM バーツビーズ ビーズワックス リップバーム
- Vaseline lip balm original ヴァセリン リップ オリジナル
の3つでした。
書いてから気づいたのですが、3つともアメリカ生まれでした。逆に日本生まれのリップクリームでおすすめのモノがあるかというと、ない、のです。
様々な日本製リップクリームを使ってきましたが、どれも皮がめくれたり、余計に乾燥したり、ブツブツができたりというトラブルに見舞われてきました。そこで、リップクリームジプシーとなった結果、上記の3つのリップクリームにたどりついたというわけなのです。
あえて、日本製であげるなら白色ワセリンということになります。使い心地・値段・購入しやすさは申し分ないのですが、リップクリームとしては使いづらい容器です。
因みに、白色ワセリンのみのリップクリームも日本製で販売されているのですが、値段が割高で「ぼったくり」感が否めないのでおすすめできません。
最後に、リップクリームはまとめ買いがおすすめです。3個も5個も要らないよ、と思われるかもしれませんが、リップクリームは、ふとした時に塗りたくなるもなので、いろんな場所に置いておくと大変便利なのです。化粧ポーチ・コスメボックスはもちろん、自宅の机の引き出し、会社のデスク、洗面所、筆箱、車の中などなど。いろんなところに転がしておいて、気になったらサッと塗る、というスタイルををおすすめします。