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リップクリームは必需品という方は多いですが、意外と、いいリップクリームがわからないという方は多いのではないでしょうか?
「何となくこのリップクリームを使い続けているけど実は不満がある」
「安くて良いリップクリームはない?」
といった方に、リップクリームが必需品になって30年のメイクアドバイザーがお気に入りのリップクリームを紹介します。
- 皮膚トラブルが起きたことがない(著者の経験による)
- 安い
- 購入しやすい
はじめにおすすめリップクリームを選ぶ基準を書いておきます。
リップクリームを塗る目的は荒れを防ぐことなのですが、リップクリームを塗ることで「逆に荒れる」というトラブルもあります。
まさに本末転倒ですね。
荒れかたは様々ですが、主な症状を記しておくので参考にしてください。
リップクリームを使用していて、ここに書いた症状の1個でも起きるならそのリップクリームの使用はやめたほうがいいかもしれません。
- 皮がやけにめくれる
- ぶつぶつができる
- すぐに乾燥する(1時間くらいで塗り直したくなる)
もちろん「かぶれ」や「肌に合うかどうか」については人によって異なるので、
ご自身で使ってみて判断してください。
安いと購入しやすいという点については説明はいらないでしょう。
リップクリームは、コスメというよりスキンケア料として生活必需品という方が相応しいアイテムですから、
安くて簡単に購入できる方がストレスがないでしょう。
値段:★★★★★
潤い効果:★★★★★
味:★★
購入しやすさ:★★★★★
アメリカ生まれののリップクリームで、バニラ&メントールの香りの名作リップクリームです。
潤い効果は申し分なく、使用すれば正常な唇に保ってくれます。
塗り心地は柔らか。
見た目にも、塗った感覚としても、「塗っている感」がなく嫌味がないリップクリームです。
最近では、普通のドラッグストアで販売しているので購入しやすくなりました。
値段はお店によって異なりますが、だいたい¥300くらいで売っていることが多いと思います。
唯一の懸念材料が香り(味)です。
オリジナルのフレーバーは、バニラ&メントールとなっています。
メントールのスーッとした感じはそれほど感じられません。
ただ、バニラフレーバーは外国製独特の味で、人によっては「味が気持ち悪くて使えない」という方がいるかも知れません。
個人的には、最初はびっくりしましたが、使っているうちに香りが飛んで気にならなくなるので、慣れましたが、他の方々はどうでしょうか。
オリジナルの他、「ペパーミント」や「チェリー」などいろんな香りがありますが、著者にはどれも馴染みのない味でギョッとした記憶があります(笑)。
しかし、オリジナル同様、すぐに飛んでなくなり、慣れましたが、まぁ、オリジナルが一番刺激が少ないのでこちらをリピートしています。
値段:★★★★
潤い効果:★★★★★
味:★★★★
購入しやすさ:★★★★
ビーズと表記されているように、ミツロウが主成分のリップクリームで、こちらもアメリカ生まれのロングセラー商品です。サベックスに比べてナチュラル志向な印象の商品で、ミツロウの他にココナッツオイルやサンフラワーオイルなどの植物成分が配合されていることを謳っています。
つけ心地はサベックスよりも薄付きで軽め。
それでも、潤い効果は申し分がありません。
見た目も「塗った感」はなく、男性でも使い安いリップクリームではないでしょうか。
値段は¥715(アットコスメ2023/1/30調べ)で、サベックスに比べると高めですが、化粧品ブランドのリップクリームに比べると安い方でしょう。
問題は、購入しやすさとメントールの刺激です。
東急ハンズはロフトなどには置いてあるのを見たことはありますが、
一般的なドラッグストアで売られているところは見たことがありません。
一番手軽に購入できるのはamazonですが、価格が高めに設定されているうえ、送料もかかるので、買いやすいとは言い難いです。
amazonで購入するならまとめ買いをしましょう。
香りはメントール強めで、スーッと感があります。
メンソレータムやメンタームなどに慣れている方にとってはそれほどびっくりする味ではないと思います。
幼い頃にメンソレータムとメンタームで育った著者にとっては、おなじみの使用感なのですが、クライアントの方ではメントール感がダメですという方もちらほらいました。
というわけで、 メントールのスーッと感が苦手という方にはおすすめできません。
値段:★★★★★
潤い効果:★★★★
味:★★★★
購入しやすさ:★★★★★
こちらもやっぱりアメリカ生まれ。歴史はなんと1870年にはじまるとか。
特徴は
- 添加物が少なく、シンプルな成分
- ペースト状
- 唇以外にも、手・ボディ・ヘアなどオールマイティーに使用できる
添加物が少ないので、見方によれば、ナチュラル志向のバーツビーツよりも安心して使えるとも言えます。
ペースト状なので、ハンドクリームやボディクリーム代わりにも使えますし、
あまり聞いた事はありませんが、著者はヘアスタイリングにも使うときがあります。
個人的には「無人島に持っていくなら・・・」というリストに入るような一品で、化粧ポーチに1個入れておけば安心できる商品です。
ただし、リップクリームとしての使い心地としては先の2種に劣ります。
3つの中では一番こってり。
見た目も一番ギラつきがあります。グロスほどのギラつきはないのですが、マット質感のリップとは相性が悪いです。
感覚としても見た目としても「塗っている感」があるでしょう。
また、潤い効果としても先の2種から一歩劣ります。
唇の皮膚の保護は充分なのですが、荒れた皮膚の補修効果は低めに感じます。
あくまで「皮膚を乾燥や刺激から守る」という名目で使うなら良い商品ですが、すでに荒れた状態を改善したいなら上記の2つをおすすめします。
一般的なドラッグストアでもよく売られている商品で、リップクリームとして使用するチューブ型で¥280くらいで売られていることが多いです。
したがって、値段と購入しやすさは抜群です。
originalであってもちょっとした風味があり、やはり、外国製っぽい風味だと思うので、合わない人はいるかもしれません。
ただ、サベックスに比べれば風味はかなり控えめです。
因みに「リップクリームの風味が嫌だ」という方は、白色ワセリンをリップクリームに使うといいでしょう。
最後に、リップクリームはまとめ買いがおすすめです。
3個も5個も要らないよ、と思われるかもしれませんが、リップクリームは、ふとした時に塗りたくなるもなので、いろんな場所に置いておくと大変便利です。
化粧ポーチ・コスメボックスはもちろん、机の引き出し、会社のデスク、洗面所、筆箱、車の中などなど。
知り合いに、アウターのポケットに入れておくという強者もいます。
いろんなところに転がしておいて、気になったらサッと塗る、というスタイルをおすすめします。
メイクアドバイザーおすすめと言う割には定番ばかりだとがっかりされたかもしれません。
しかし、長年、リップクリームを使い続けても、これら3つを超える商品に出会えなかったのです。
様々なリップクリームを使ってきましたが、その度に肌トラブルに見舞われてきました。
そこで、リップクリームジプシーとなった結果、上記の3つのリップクリームにたどりつきました。
同じように、「たくさん試しているけど、肌に合うリップクリームが見つからない」という方がおられるのではないかと、あえて定番3つのリップクリームを紹介させていただきました。